シミに有効とされている成分について解説

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シミに効果があるとされている成分

シミの対策を行おうと考えたとき、どのような成分がシミに働きかけることができるのかを理解しておく必要があります。そこで、シミの予防や改善が期待できる、とされている成分についてご紹介します。

コスメなどに含まれる成分

まずは、肌に塗布したりするコスメなどに含まれている成分をご紹介します。

■アルブチン
  • 厚生労働省によって1989年に認可された医薬部外美白有効成分である「アルブチン」は、メラニンの過剰な生成を抑制します。これは、アルブチンによってメラニンを生成するチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを阻害することができるため。この働きによってシミやそばかすの発生を防ぐ効果が期待されています。

    ちなみに、アルブチンは秋によく食べられる梨にも含まれている成分。「ハイドロキノン誘導体」と呼ばれる場合もあります。

■コウジ酸
  • 「コウジ酸」も厚生労働省に認可されている、美白有効成分です。こちらもアルブチンと同様に、シミの原因となるメラニンを生成するチロシナーゼの活性を抑えることができます。この働きによりメラニンの生成を抑制することによってシミの発生を防ぐ効果が期待できるものです。

    このコウジ酸は、酒造りや料理に使用される麹に含まれている麹菌を培養することによって作られているものです。

■エラグ酸
  • 「エラグ酸」も、チロシナーゼの働きを抑える作用を持っていると言われている成分。くるみやいちご、ラズベリーなどに含まれるポリフェノールです。このエラグ酸がチロシナーゼの働きを抑制することによってメラニンの生成を抑え、シミができるのを防ぐことができます。

■トラネキサム酸
  • 医療現場でも良く用いられている「トラネキサム酸」もシミの対策に良く使用される成分です。トラネキサム酸は抗炎症・抗アレルギー効果があることで知られていますが、そのほかにもメラニンの生成を抑制するという作用に関する報告もあり、シミに働きかけられると期待されています。

    また、シミの中でも女性ホルモンに影響される「肝斑」に作用されると言われているのも特徴。シミの改善だけではなく、保湿成分も期待できることから、多くの化粧品に使用されている成分です。

■ハイドロキノン
  • 「ハイドロキノン」は現在シミの対策として非常に注目されている成分です。メラニン色素の生成に関わっているチロシナーゼの活性を抑制する働きを持っています。ハイドロキノンは強い漂白作用を持っているとされていますが、安全性は高く、皮膚科でも処方される外用薬にも多く配合されているものです。また、市販のケア用品でも配合されているものもありますが、皮膚科で処方されるものと比較するとハイドロキノンの濃度は低くなります。

■ルシノール
  • シベリアに生えているモミの木に含まれている成分「ルシノール」もシミに働きかけるとされています。このルシノールもチロシナーゼの活性を抑制する働きを持っていますが、アルブチンよりも肌の浸透率が高いと言われることも。できてしまったシミに働きかけるというよりも、できる前のシミを予防するという働きを持っている成分と言えるでしょう。

■カモミラET
  • 「カモミラET」は、カモミールから抽出された成分です。このカモミラETは、体内でメラニン色素生成に関わっている「エンドセリン」と呼ばれる物質の活性を抑制します。結果としてメラニン色素の生成も抑えられることに繋がり、シミを予防すると言われています。ちなみに、エンドリセンはメラニン色素の生成だけに関わるのではなく、すでにできてしまっているシミにも多く含まれている成分。そのため、カモミラETは今あるシミにも働きかけることができると期待されています。

    ちなみに「カモミラET」は「カミツレエキス」や「カモミール」と表記されている場合もあります。

■ビタミンC誘導体
  • ビタミンCが持つ水溶性という特性を補うために、ビタミンCとブドウ糖を結合させた成分が「ビタミンC誘導体」。水の中での安定性が非常に高く、肌に浸透した後にビタミンCに変換され、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑えるという働きがあります。 このビタミンC誘導体は、厚生労働省が認可しており、配合されている商品は「医学部外品」として扱われます。現在は非常に多くの化粧品に配合されています。

■プラセンタエキス
  • 動物の胎盤から作られる「プラセンタ」。動物性、植物性、海洋性とさまざまな種類がありますが、シミに最も有効なのは動物性のプラセンタであると言われています。

    このプラセンタには、細胞の増殖や再生を活発にする作用があるため、肌のターンオーバーを正常に近づけるという働きがあります。肌のターンオーバーの乱れはシミの大きな原因になります。そのため、ターンオーバーを正常に戻すことでできてしまったシミを徐々に薄くすることが期待できるでしょう。

    また、メラニン生成を抑制する効果もあるとされているため、シミ予防にも働きかけることができます。

食べることにより摂取できる成分

シミに効果があるとされている成分の中には、食べることにより摂り入れられるものもあります。ここでは4つの成分についてご紹介します。

■ビタミンE
  • 「ビタミンE」は、ビタミンの中でも特に抗酸化力が強いとされている成分です。活性酸素は体内でメラノサイトを刺激し、メラニン色素の生成を促してしまいますが、ビタミンEを摂取すると、体内で発生した活性酸素を除去してくれるため、結果としてシミの発生を抑制できると考えられています。

    ビタミンEはナッツ類やうなぎ、かぼちゃ、モロヘイヤなどに多く含まれていますので、毎日の食事に意識的に摂り入れると良いでしょう。

■βカロテン
  • 「βカロテン」は摂取すると体の中でビタミンAに変わる成分です。ビタミンAもビタミンEと同じように抗酸化力が強いとされているため、シミの対策としてもβカロテンを多く含む食品を摂り入れたいものです。抗酸化作用により活性酸素を取り除いてシミを予防する作用のほか、ビタミンAは肌の新陳代謝をよくすることで刺激から肌を守ってくれるという働きも期待されています。

    βカロテンは、ほうれん草やかぼちゃ、人参といった緑黄色野菜に多く含まれているため、色の濃い野菜を選ぶと良いでしょう。

■L-システイン
  • 「L-システイン」とは、「システイン」や「シスチン」という形で小麦や大豆、かつお節などに多く含まれていると知られている成分ですが、肌のターンオーバーを正常化することによって肌トラブルの改善が期待できるものです。

    また、L-システインは抗酸化作用もあるため、体内で増えてしまった活性酸素を除去してくれるため、シミの予防にも働きかけることができると期待されています。

    ただ、食事では美しい肌を維持するだけの量を摂取することが難しいとされているため、L-システインが配合された医薬品などを取り入れてみるのもおすすめです。

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